プレイングカメラマンの音楽日記: 笠川良明＆fantasy at 7th AVENUE 2019年1月10日

今年最初のライブは7th AVENUE。
駐車場にクルマを置いて店に向かう途中の光景。
東京オリンピックの野球の会場となる横浜スタジアムは大改修の最中。

収容人数が29,000人から35,000人になるそうで、新しいスタンドがすでにそびえ立っていた。
おっかないくらい高い。

さて店に到着。

本日のラインナップ。

OUT OF DATE は本日都合により欠席。

ぶちは何度もご一緒しているけど「☆ざ・ヤンデルず」は初めて。

☆ ざ・ヤンデルず
初めましてってことで名刺をいただいた。
キャッチフレーズは「闘う中年自虐ユニット」。
歌う内容からして「ザ・病んでるず」って書くのがふさわしいようだ。

こちらボギー・ヤンデルさん。

無表情におかしな歌を歌うところがなんとも面白い。

最初に「せーの」で二人いっぺんに和音を弾くところからギャグで、パッケージショーとしてできあがっている。

こういうバンドはここでは始めてだ。

こちらトシ・ヤンデルさん。
楽屋でお会いしたとたんから音楽歴やギターの話を延々としてしまった。
交友録もすごくて有名ミュージシャンが次々出てくる。
なるほど本名で検索するとウィキペディアにいろいろ出てる。
無表情なボギーさんとは対照的に常に愛嬌たっぷりでしゃべりまくのがこの人。

なんか漫才コンビみたいな役割分担だ。

撮影していても次々ポーズが変わって楽しい。

これは鼻をつまんでいるのだろうか。

対照的に黙々と・・・。
でも笑わせるのだ。

一曲目は「高脂血症ブルース」。
さすが病んでる歌だ。
でも歌もギターも名人芸で素晴らしくて感心。
そして歌とトークで大笑い、さすがだ。

ギターをかじるパフォーマンス。

でもボギーさん変わらず。

このギター、１９６４年製のギブソン。
某有名歌手との間を行ったり来たりだったそうだ。

たぶんこれは「最後の一本」でのシーン。
ギターの弦を買いに行って、おまけに弦が付いているギターを買っちゃった男の話。
まるで私の話だと思った。(笑)
ほとんど病気のような行いをする人も歌のテーマなのだった。

二人とも達人なのだがこのあべさんのプレイ。
最近こういう弾き方もあるって知ったばかりなのだがまさか目の前で見られるとは思わなかった。
みごとにこうやってソロを弾いていた。
この奏法はドブロギターから来ているらしい。

ぜひまたご一緒したい人たちだった。

ぶち

ハードにオリジナルを歌うスリーピースバンド。

今回はレギュラーメンバーのベースの方が来られなくて以前のメンバーが駆けつけてくれたようだ。

でもサウンドは完ぺきだった。

ぶちというとやはりこの人、身長195センチのボーカル／ギタリストが目立つのだ。

急遽駆け付けたとは思えなかった。

フォーメーションも決まってた。

相変わらずの熱い演奏だった。

笠川良明＆fantasy
そして私たち。
実は楽屋に現れた笠川さん、無精ヒゲにマスクをしてガラガラ声。
風邪で寝込んでいたらしい。
大丈夫かなと思ったけれどさすが笠川さん。
それでもステージに立つといつもと同じなのだった。
今回の私の使用機材。
こうやっていつも立って弾いている。
すこしでも目立つように。(笑)