出演者の岩井智耀子さんは、先日私の地元の自治会40周年記念コンサートでもお世話になったシャンソン歌手で、私とは知り合って十数年になる。
チャリティーコンサートにはとても力を入れていて、私も何度目かのお手伝いだ。
岩井さんの行動力は尊敬に値する。
そしてもう一組、「トリオ・ロス・ペペス」は日本有数のラテンコーラスグループで私は初対面。
楽しみだ。
午後1時、会場の東神奈川「かなっくホール」に集合。
打ち合わせを済ませるとステージリハーサルを前に楽屋でリハーサルが始まった。
ロックバンドと違ってフルにアコースティックなので目の前で素晴らしい音楽が展開された。
このあと、パーカッションのポッポ・渋谷さんとボサノバ、サンバやサルサのビートの微妙なずれ(ノリ)などについて意見交換をした。
正直普段のロックバンドでは誰とも話が合わないので、大変楽しい経験で勉強になりました。
そしてステージリハーサル。
ホールはこのような素晴らしい作り。
楽屋も専用エレベーターやそれぞれの楽屋にトイレが付いていたり驚くほど完備していた。
PA、照明もすべて会場の物を使い係の方のオペレーションも完璧で素晴らしかった。
こちらから無理を言ってこのようなのも撮影させていただきました。
今回の私の役目は写真撮影と録音と録画。
開園5分前にはステージ袖のミキサーのところまで行って録音のスイッチを入れ、客席真ん中の席にセットしたビデオカメラをスタートさせてから最前列でカメラを構えて開演を待った。
午後6時開演。
司会は「ロス・アミーゴス」でいつもお世話になっている小助川さんだ。
歌と同じくらいトークもうまい。
その帽子のかぶりかただと顔が暗くなっちゃいますよって言ってあげたかった。(笑)
そして前半はトリオ・ロス・ペペスのステージ。
セットリストは
シェリト・リンド
ソラメンテ・ウナ・ベス
キサス・キサス・キサス~キエン・セラ
星をなくしたように
遠く離れても一緒
小助川さんのボーカルで1曲。
ベサメ・ムーチョ
岩井智耀子さんのボーカルで
ある恋の物語
アドロ
1969年のトリオ・ロス・ペペスのメジャー・デビュー曲。
愛のふれあい
シボネイ
その名はフジヤマ
エル・クンバンチェロ
ラ・マラゲーニャ
リーダーでサードボイス・レキントギター担当の菊池明さん。
テクニカルなレキントギターのプレイを余裕でこなして、なおかつリードボーカルをとる場面もあった。
セカンドボイス・サイドギター担当の南瑛二さん。
軽妙なトークで笑いをとりつつ、リードボーカル率が一番高かった。
トップボイス・パーカッション担当の島清人さん。
トップボイスの名の通り一番高い音を担当してコーラスに色っぽさを加えていた。
本日の強力な助っ人、パーカッション担当ポッポ・渋谷さん。
東京キューバンボーイズと共に日本のラテン音楽界をけん引していたラテン・ビッグバンド「有馬徹とノーチェクバーナ」で活躍されていたそうだ。
初めて目の当たりにする素晴らしいボンゴのプレイに目が点になった。
島さんのこのマラカスのプレイもすごかった。ああやって演奏するのかと感心することしきり。
一番下のところをぶつけて「カチッ!」ってやるのは初めて見た。
最前列右に移動して撮影。
今度は後ろの隅の方。
そして左へ。
そしてゲストボーカルの小助川さん登場。
ソフトな歌声が響く。
今度は岩井さんが登場して「アドロ」を。
エル・クンバン・チェロではポッポ・渋谷さんのソロが炸裂!
そしてトリオ・ロス・ペペスの演奏が終わり、このコンサートの趣旨のチャリティーコーナー。
目録が手渡された。
そしてご挨拶していただいた。
休憩時間となり私は録音録画を止めて電池を入れ替え、再スタートして最前列へ。
・・・・・・・・・・・
岩井さん登場。セットリストは
サントワマミー
枯葉
恋人よ
小雨降る径
ゲストボーカル、元ウイーン合唱団の「コウイチ」君が登場して2曲。
イッヒ・リーベ・リッヒ
見上げてごらん夜の星を
再会
バラ色の人生
百万本のバラ
・・アンコール・・
愛の讃歌
いつも必ず岩井さんが大絶賛するピアニスト、鈴木裕子さん。
伴奏者としていつも歌い手に気を配っているのがわかる。
コウイチ君登場。
私が3年前に見た時は現役のウイーン少年合唱団の団員でもちろんボーイソプラノだった。
そして今はみごとなテナーボイスで2曲歌ってくれた。
楽屋では教科書を広げて勉強していたまじめな青年だった。
シャンソンの「再会」を歌っている。
地元のイベントに出てもらった時、「歌謡曲も入れてください」ってお願いしたのでこの曲はなかったのたけれど、「シャンソンが良かった」っていう声が多かったので、全部シャンソンにしてもらえばよかったと思った。
私の大好きな曲なのだ。
そして「愛の讃歌」で盛り上がり。
ファンから花束が届く。
「一番最初の生徒さんなのよ!」って言ってた。
そして小助川さんとのトーク。
20代からの知り合いだなんて知らなかった。
さあフィナーレ
ラ・バンバ
花祭り
時計
みんなで歌います。
会場は大いに盛り上がった。
無事に終了。
岩井さん、ロビーでお帰りのお客様たちを見送っていた。
お客様みんなが笑顔で楽しんでいた素晴らしいコンサートだった。
いつもながら岩井さんのバイタリティーには圧倒される。
そしてトリオ・ロス・ペペスの演奏も素晴らしくて帰宅してから録音を何度も聴き返している。
みなさん、これからも活躍を続けてほしい。
写真良く撮れていますね。皆さん良い表情をされています。
返信削除コメントも的確で面白いです。
充実したコンサートだったことが伝わってきます。
瀬戸さんに参加していただき本当に良かったです。
ありがとうございました。
どなたかわかりませんが、コメントありがとうございます。
削除お役に立てて良かったです。