この３ピースバンドを引っ張っているのがボーカル／ギターのＴＯＳＳＹさん。
なかなか魅力的な声の持ち主であり明るく社交的な方である。
そのＴＯＳＳＹさんが還暦になるのを記念してのライブが吉野町「こびとさん」で行われるので私たち「笠川良明＆fantasy」に声がかかった。
みんなに祝ってもらうなんてＴＯＳＳＹさんは幸せというか人徳なんかなと思っていた。
会場の「こびとさん」に着くとＴＯＳＳＹさん、何かを書いていて私に手渡してくれた。
ドリンク引換券をみんなに」配っていたのだ。
みんなで祝うのではなくてＴＯＳＳＹさんが散財してみんなをもてなす会のようだ。
へえ、すごいなと思った。
そして開宴。
主人公あいさつ。
ステージ姿しか見たことがない人にはわからないけどこれが素顔のＴＯＳＳＹさん。
全身真っ赤な服に身を包み、胸には「AZAS TOSSY 60th」って書いてある。
さりげなく気合が入ってるなあ。
さて、お祝いの演奏が始まった。
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Attic Punk
迫力ある女性ボーカルを中心としたバンド。
私はこの人の藻ているギターも気になった。
エピフォン・ウィルシャイアーだと思う。
アームが付いた渋いギターだ。
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天雫
「てんてき」って言ってたかなあ。
下ネタを交えてオリジナル曲を披露してくれた。
ボーカリストはなかなかのパフォーマーでした。
綱島あたりの鶴見川沿いを犬を連れて散歩する曲が良かった。
私がかつて仕事でよくクルマを走らせていたあたりなので、情景が浮かんだ。
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MELVIS & the hodges
実は会場に着くなり「お久しぶりです。２０年ぶりくらいかな。」って言われてびっくり。
このバンドのドラマー吉川さんだった。
すぐには思い出せずに「どちらさまでしたっけ・・・」「元ダウンタウンブギウギバンドの和田静男さんのバンドでドラムを叩いていた時にご一緒したことがあるんですよ。」って言われた。
２０年近く前、私が横浜ロックサークル（ＹＲＣ）で音楽活動をしていたころ、私たちのイベント「都筑ポップフェスティバル」に和田さんをゲストでお呼びしたことがあるのだ。
当時の和田さんの店「ＳＩＺＢＡＲ」でもセッションしたことがあるとのこと。
当時も今も和田さんと言えば雲の上の人で、そのバンドの人とも当時は話した記憶がなかった。
覚えていてくれて恐縮でした。
そして、このMELVIS & the hodgesは全員がエルヴィス・プレスリーの大ファンと思われるバンド。
映画「エルヴィス・オン・ステージ」が大好きな私としては大喜びなのだった。
ボーカルの人は動きが激しすぎて全部写真がブレてた。(泣)
明るいレンズを持って行けばよかった。
ドラムスの吉川さん。
リードギターは黒須マコトさん。
いつもは歌っているけれど今日はバックに廻ってる。
プレスリーに音楽人生をささげている人だ。
ベースの人はリードボーカルも披露。
吉川さんもスローなナンバーでボーカルを・・。
チークタイムではＴＯＳＳＹさんも踊りだした。
そしてエルヴィス・オン・ステージみたいに客席突入！
かっこよかった！
演奏が終わるとボーカルの山川さんが話しかけてきた。
「お久しぶりです。１０年ぶりくらいかな？」
「えっ？じゃあやっぱり！」
１０年前、横浜ロックサークルのイベントに「MELVIS」というバンドが出演していた。
コンセプトは「メタルとエルヴィスの合体」。
そのエルヴィス役が山川さんだったのだ。
山川さん自身はＹＲＣのメンバーではなかったのでほとんど話したことはなかったけれど、当時はこのバンド、ちょっとイロモノな感じがしたものだった。
しかし今はエルヴィスを愛する人たちに囲まれて当時より幸せそうに見えた。
ちなみにこちらが２００９年ＹＲＣクリスマスパーティーでのMELVIS。
当時も今も若いです。
こちらが２００２年都筑ポップフェスティバルでの和田静男バンドのステージ。
ドラマーは吉川さん。
この日の二つの再会には大変驚かされ、そしてうれしかった。
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笠川良明＆fantasy
私たちが演奏する頃には店内はお客様でいっぱいになり、私もその前で演奏出来てうれしかった。
セットリストは残してないので記憶をたどって・・・
HOLD ON
横浜ホンキートンク・ブルース
MEMORY
BARBER MAN
GIMME SOME LOVIN'
ROUGE
GIVE ME MONEY
FOM
といったところ。
お客様に喜んでいただいて拍手をたくさんいただいてうれしかった。
ありがとうございます！
この日の私の機材。
オルガンは養生テープでとめてるんだけど激しい弾き方にずれてしまった。
この日はオルガン中心のプレイだったせいか終了後「キーボードを教えてないんですか？」って言われた。
おそらく私のニックネームが「先生」なので勘違いしたようだ。(笑)
それから全く別の３人の方から「蒼い影」が聴きたかった」って言われた。
オルガンていうとこの曲をイメージするようだ。
やればよかった。
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ＡＺＡＳ
いよいよ主人公登場！
始まる前、期せずして「あきちゃん！あきちゃん！！」と「あきちゃんコール」が巻き起こり会場内は騒然。
そりゃまあドラムス担当あきこさんが素敵なのはわかるけど本音と建て前は使い分けないとねえ・・と思いながら私もマイクに向かって「あきちゃ～ん！」と叫んでいた。(笑)
しかしＴＯＳＳＹさん、そんなことは全く気ににせず満面の笑みで演奏開始。
セットリストは
COME TOGETHER
バンザイ
フレンズ
I GOT YOU (I FEEL GOOD)
君の瞳に恋してる
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雨上がりの夜空に
写真はこんなのしかなくて・・。
「大きな音で」とお願いしたＢＧＭは小さい音で、「照明装置」として渡したダイソーで購入のケーキ用ライトはいつの間にかＴＯＳＳＹさんのセッティング用照明になりいくつか思惑は外れたけれど喜んでもらえて良かった。
実は私が撮った7th AVENUEでのステージ写真を使ってくれた。
そして最後にお祝いセッション。
タイムマシンにお願い
STAND BY ME
もう一曲は・・・忘れた。(泣)
大いに盛り上がってバンザイも登場してみんな笑顔で終了。
ＴＯＳＳＹさんの人脈は大したものだ。これも人徳だな。
そして帰る間際にお土産としてもらったお菓子。
翌朝見たらびっくり！
おお、ＴＯＳＳＹさんの顔写真入り。
しかもこれは岩手県名産の「南部せんべい」で、現地のメーカーに特注した物。
そしてチロルチョコレートには「ＡＺＡＳ」の文字が。
ＡＺＡＳって「ありがとうございます」の省略形だそうだからまさに感謝の気持ちなのだろう。
ＴＯＳＳＹさんすごいなあと改めて感心したのだった。
ＴＯＳＳＹさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますね。
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